社会貢献は市場化できるか?

おはようございます!お目覚めいかがですか?

今日は昨日より2人減ってしまいましたが39人の方に起きていただきました。

今日は大学の講義で国分寺にある某大手メーカーの研究所に行って参りました。

中央線で新宿より郊外に出たのははじめてだったのでなんだか新鮮でした。
パンダの形をしたトトロに出てきそうな謎のバス(*)を見ました。

 

 

 

 

 

 

国分寺のバスは全部パンダなんでしょうか。
ちょっと気になります。(ちっとも気になりません)

自動販売機やコンビニが全く見当たらず少し苦労しましたが、
駅の近くのコンビニで50円募金してきました(*)。

 

 

 

 

 

 

小銭を崩すために何か買う、というのはちょっとちがうと感じたので。

(*)写真のアップローダーが上手く働かず、横向きですみません。

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さて、今日はこのアプリに至った考えの過程を書いておきます。

今回、”寄付”をターゲットにしたのには

*ビジネスチャンスとして可能性

*今後の日本には社会のためのお金を金を活発に動かす「ソーシャル社会保障」的なインフラが必要だ。という社会問題への意識

という2つの背景があります。今回はビジネスの観点から書きます。

日本の寄付金の市場は5000億円です。というと多く見えますが、アメリカは18兆円で、それに比べるとかなり小さいく、これからは伸びる可能性が十分ある市場だと思います。また近年は日本でもファンドレイジング(NPOのための資金調達)などが話題となり、社会がNPOに目を向けつつあります。アメリカでもサーベイアーミーなどのソーシャルメディアを活かしたファンドレイジングが盛んに行われていて、日本でも盛り上がることでしょう。

こうした事実から”そもそも論”として市場としての可能性は多いにあると思っています。

ではなぜ市場が開かれていないのでしょうか?

僕は大きな原因として、カード決済、PayPalなどのオンライン決済、キャリア課金、SNS課金、などあらゆる決済の仕組みで遅れをとっているというシステム上の制約があると思っています。決済の仕組みが充実していない日本でソーシャルメディアだけで寄付につなげるのは難しく、このままだとソーシャル寄付市場の開拓にはまだまだ数年かかると思います。

そこで今回リリースしたMorning+はこれらへの対応策として
“複雑な決済フロー”を持たずに”拡散器としてソーシャルメディアを利用する”
というビジネスモデルをとっています。

他に

決済をうまくかわしつつ、ソーシャルイベント化しなくてはいけない。
生活習慣を変えるという、スイッチコストをなるべく下げなくてはいけない。

というアプリとしての要件を考えても、”目覚まし”という毎日の習慣に着目して、社会貢献をイベント化する、という試みには可能性を感じています。

なんとかしてこの仕組みを実現したいと考えていますが、現状では企業との連携もイベント化もできていません(どのプロジェクトに寄付するかが明確ではないので)。まずはどのプロジェクトを応援するのかを決めて、イベント化することから始めたいと思います。

長々と書いてしまいましてすみません。
“社会の為のお金に流動性を持たせる仕組み”は今後絶対に必要になると思いますし、
そこでWebができることは十分にあると思います。
これからも取り組んで行きたいと思いますので応援をよろしくお願いします。

それでは明日も気持ちよい朝をお迎えください。
Bonne Nuit ♪

Kazu

 

 

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