開発の動機

お知らせとお願い

Morning+(モーニングプラス)というスマホ向けの目覚ましアプリを作っています。朝起きるだけで社会貢献できるアプリです。開発は一通り終了していて、現在はテスト中です。

早起きは三文の得といいますよね。早起きして得した三文のうちの一文を、協賛企業がユーザーに代わって寄付するという仕組みです。

ユーザー:朝起きてアラームを止める
協賛企業:起きた人✕1円をどこかに寄付する

アプリを公開してからの14日間で、この仕組みにニーズがあるのかを試してみることにします。もしおもしろいと思っていただけましたら、ぜひ使っていただけるとうれしいです!

Morning+の背景

Morning+が生まれた背景を少し書きます。

は、昔から朝がすごく弱くて、大学で朝の授業に起きられず留年した経験もあります。朝、どうすれば起きられるかが長年の課題でした。それを自力で解決すべく、2011年10月にMorningBombという目覚ましアプリをリリースしました。

MorningBombは、家を離れるまでアラームを解除できません。(音だけは止められます。)制限時間内にアラームが解除できないと「反省文」がTwitterやショートメッセージで自動送信されます。いったんアラームが起動したらアンインストールできない仕組みになっています。電源を切っても電池を抜いても反省文が送信されます。

これで、世の中から二度寝をしてしまうミスを消し去って、朝から頑張りたい人がフルに力を発揮できる時代を作ることができると信じていました。(GIGAZINEさんに取り上げていただいてツイートが1000件以上付いたときは特にそう思いました。)

ところが、そんなにうまくはいきませんでした。

あまりにペナルティーがキツすぎたため、反省文の送信を何回か繰り返すと次に使うのが怖くなってしまい、使用を中止してしまうユーザーが続出しました。(僕でさえも毎日は使っていません。)IT mediaさんに「ドSアプリ」と紹介されたことが象徴的で、超ストイックか、ドMなユーザーしか残りませんでした。

Morning+の誕生

より多くの人に気持ちよく起きてもらえる目覚ましをつくるアイディアを探して、このMorning Bombを、東京大学の学生が運営するWebアプリ制作のための勉強会 UT Startup Gym に持ち込み、「気持ちよく起きられる目覚まし」を作るためのチームメンバーを募りました。

そこで出会った大学生のkazuくんとブレストしていると、「毎日の朝起きを社会貢献と結びつければ気持ちよく起きられるのではないか。」というアイディアがでてきました。
これまで朝起きと社会貢献と結びつけることは考えてもいませんでしたが、「早起きは三文の得」というキーワードに動かされてこのアイディアで開発に取りかかることにしました。

前述の仕組みを実現するには協賛企業が必要なのですが、協賛してもらうにはユーザーが必要です。そこで、ユーザーが増えて協賛企業が見つかるまでは、1人起きられるごとに1円、僕が自腹で近所の募金箱に寄付します。寄付の様子は毎日、このブログやtwitter、facebookでレポートします。

ユーザーの皆さんと一緒に、気持ちよく起きられて、社会貢献もできる仕組みを作っていきたいと考えていますので、どうぞよろしくお願いします!

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